提案型公共サービス民営化制度

総務委員会の視察で、千葉県我孫子市役所に行きました。
背景としては、1.40のNPO、300の市民活動団体が活躍、2.団塊世代の大量退職始まる、3.平成20年から五年間で職員の4分の1退職。
職員数を定員管理計画で、現在の911人からさらに、平成23年には、860人にしていこうとする中、市の全事務事業1131事業を公表し、市が実施するより、市民にプラスなら委託、民営化する。民間、NPO、市民団体から提案を募集する。
審査方法は、三段階で、予備審査、分科会、審査委員会にかけていく。審査基準は市民の利益。事業者の選定方法は、随意契約と競争入札。結果、一次、二次募集て、提案数85件中、4件継続協議、15件取り下げ。故に、66件中、採用は37件。随意契約の、しあわせママ、パパ学級は、妊婦を対象にした健康指導。事業者は助産婦会。土曜日コースを多くしたため、ご主人の参加を促せたこと、また、かなりの事業費の削減と共に、助産婦という新しい関係団体との出会い、連携になれたことなどが、効果をあげている。
課題としては、二次募集が少なく、NPOや市民団体が提案出来やすい環境を作っていきたい。提案者にアドバンテージを与えたり、採用から実施までのプロセスの整理などをあげていました。
市民サービスの向上のため、市役所と民間、NPOと市民団体がどう役割分担しながら今後進めていくのか!興味深いです。


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