加藤秀視 講演会

2009年青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、準グランプリ授賞。今、講演会依頼が殺到中の加藤秀視氏の講演会が掛川つま恋でありました。
演目は、人はいつでも、どこからでも変われる。
加藤秀視氏のプロフィール。1976年栃木県生まれ。酒乱の父の家庭暴力、母への性暴力に怯えて幼少期過ごす。両親の離婚後、母子家庭に。幼少期は施設で育つ。小学校2年生てら煙草デビュー、くわえ煙草で通学。中学3年で暴走族のトップへ。高校は4ヶ月で中退。100名を超える暴走族のトップから極道の道へ。22歳で二回目の逮捕を経験。一緒に暴走していた仲間を、逮捕にあわせたくないと考え、スコップ一本でゼロから、新明建設を起業。10年連続の増収増益を達成。他、社会起業家として、人財育成家として活動を開始。上場企業の人事研修から、中小企業の理念経営セミナー、一般向け講演会を開催。また、非行少年の自立支援、更生、就業支援、シングルマザーへの就業支援などには特に力を入れている。2006年からメディアにも注目され、取材の依頼が絶えない。
DVDである娘さんの紹介がありました。拒食症に悩む若い女性の真の課題に向き合い、背景にある母親との確執をひもとく内容。何年も会っていなかった母親に会いに行く。母親は当時、新しい男のことを娘に「とったね」と言う。そのことばが、ずっとトラウマになっていた。助けてくれるはずの母親が投げ捨てた言葉。母親と久しぶりに会った際に、娘がその言葉の理由を聞くと、「嫉妬した」と言う。娘は「そうか」と答える。あまりにせつない会話であると思います。トラウマになり、拒食症になるほど苦しんだのに。母親は母親である以上に女性であったことを認めたわけである。それを受け入れた時、娘は一歩前に出れたのだろう。母親から手弁当を作ってもらい、吐かないと決める。食べ物を吐くための道具としていた。自分を汚い者として、嘔吐しながら自分の汚さを外に出していたのだろうか。絶望的に悲しいと思う。
加藤秀視氏が寄り添うことで、この悪夢から若い女性は立ち上がり、自分を大切な者と少しずつ感じる様になって行く映像が映しだされた。彼女の顔は別人でした。
加藤氏はいいます。人から何かもらうのではなく、与えよう!課題は乗り越えるのではなく、方向を変えてみる。過去に生きるのではなく、未来に生きよう!
今苦しんでいる人たちへの最高のエールでした。加藤氏はもっと学ぶために大学院に行くとのこと。期待したいです。


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