国民健康保険の医療費抑制の提案

昨日、磐田市の国民健康保険を担当する部署と疾病予防の担当部署に、名古屋から医療費抑制を提案する会社が説明に来た時、一緒に聞かせて頂きました。
広島県呉市では、二年ほど前から実施され、1億円以上の削減効果を公表。
内容は、
1.後発医薬品(ジェネリック医薬品)を促す独特な取り組み。
2.糖尿病(透析)など、病気になる前に予防(重症化を防ぐ)することで、医療費削減。
3.お年寄りなどの頻回受信者、同一の疾患で複数医療機関にかかる重複受診者の防止により年数千万の削減が見込める。

呉市では、重症化予防として、写真の上から二番目の腎不全期、つまり、透析一歩手前の240人から50人を抽出した。脱落六人。指導完了者は44人。
その70%の30人は生活習慣変容者。
また、生活習慣変容しなければ、透析に至る確率は10% 透析を防いだのは三人と分析。
結果、年度中の透析移行者は0
医療費削減効果は5100万から6300万としている。

そして、ジェネリック通知を徹底的に行うことで、ジェネリック医薬品に切り替えることを勧めるサービスをすることで、1億1400万円の薬剤費削減効果とのこと。

磐田市もあらゆる取り組みをしている。開業医に隣接する薬局でもジェネリック医薬品の紹介を丁寧にやっている。右肩上がりの国民健康保険会計への一考になれば、と感じた。


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