子宮頸ガンワクチン

磐田市でも来年度子宮頸ガンワクチンの助成がはじまる。各自治体こぞって、子宮頸ガンや肺炎球菌のワクチンを助成しはじめた。 現在、子宮頸ガン羅漢患者は年間8000人発症。2400人死亡。この数字をどうみるか!今回、浜北区のなゆたで行われた講演会で考えさせられました。講師は医者で、長年保健所長をされていた森先生と子どもたちの環境を精力的に調査し、提言されている馬場先生。
今回の子宮頸ガンのウィルスはパピロマウィルス。このウィルスは性交渉があれば、ほとんどの人が感染している。また、感染しても すぐにはガンにはならないようです。また、例えガンになっても死亡率は高くなく、ちゃんと検診していればみつかるらしい。
問題は性交渉する年齢が下がっていること。また、喫煙や強度のダイエットなどの強いストレス因子がかかるとガン化になり、死亡するとのこと。 性教育が全く日本の学校ではされていないこと、子宮頸ガン検診が定着されてないこともある。 助成も健康増進ではなく、緊急経済対策?!

勿論、子宮頸ガンワクチンが悪ではない。海外はとっくに法制化している。ただ、子宮頸ガンが増えている背景を直視し、性交渉の低年齢化や検診の定着などへの対応も推進が必要だろう。また、講師の方がいっていた様に、性交渉したら頸ガンになるという刷り込みはこわい。もっと人としての育みとしての性教育が重要。また、死亡率やガン化への緩やかさをみると、検査でも充分対応できる域であり、任意とはいえ、対象となる中学生から高校1年生へのワクチン接種というやり方は、どうなんだろうか。皆さんは、どう考えますか?私にも小学生がいます。良く考えて行きたいと思います。


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